子どものアレルギー検査は何歳から受けるべき?

「子どもがよく鼻水を出す」
「くしゃみが止まらない」
「肌がかゆそうだけどアレルギーなのかな?」
このような症状が続くと、「一度アレルギー検査を受けさせた方がいいのでは?」と考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、実はアレルギー検査は"早ければ早いほど良い"というものではありません。
当院では、アレルギー検査は6歳以上のお子さまを対象に実施しています。今回は、その理由について分かりやすくご説明します。
子どものアレルギーは成長とともに変化します
乳幼児期のお子さまは、免疫機能がまだ発達途中です。特に食物アレルギーは年齢とともに変化しやすく、
- 卵
- 牛乳
- 小麦
などのアレルギーは、成長とともに食べられるようになるお子さまも少なくありません。反対に、
- スギ花粉症
- ダニアレルギー
- ハウスダストアレルギー
などは幼児期から徐々に現れ、小学校入学前後で症状がはっきりしてくるケスが多くみられます。そのため、あまり小さい時期に検査を行っても、数年後には結果が変わっていることも珍しくありません。
アレルギー検査は「症状」と合わせて考えることが大切です
血液検査でアレルギー反応が出たとしても、必ずしもその物質が症状の原因とは限りません。逆に、検査結果だけでは分からないこともあります。
そのため、アレルギー診療では
- いつ症状が出るのか
- 季節との関係
- 家の中で悪化するのか
- 食事との関連があるのか
などを詳しくお聞きし、診察と検査結果を総合的に判断することが重要です。「検査だけ受ければ原因がすべて分かる」というわけではありません。
当院では5歳以上のお子さまを対象に検査を行っています
当院では、アレルギー検査は5歳以上のお子さまを対象としています。理由としては、
- ・採血への負担が比較的少なくなる
- ・花粉症やダニアレルギーなどが現れやすい年齢になる
- ・検査結果が今後の治療方針に役立ちやすい
という点が挙げられます。もちろん、6歳未満のお子さまであっても診察は可能です。
症状や経過を確認しながら、「今検査が必要なのか」「もう少し成長を待った方がよいのか」を医師が丁寧に判断いたします。
このような症状があるお子さまはご相談ください
次のような症状が続く場合は、アレルギーが関係している可能性があります。
- 鼻水や鼻づまりが長く続く
- くしゃみが毎日のように出る
- 春や秋になると症状が悪化する
- 目のかゆみや充血がある
- 夜間の咳が続く
- 家族にアレルギー体質の方がいる
原因を知ることで、生活環境の改善や適切な治療につながることがあります。
まとめ
子どものアレルギーは成長とともに変化するため、検査を受けるタイミングも大切です。
当院では5歳以上のお子さまを対象にアレルギー検査を実施しております。
「検査を受けた方がいいのかな?」
「花粉症なのか風邪なのか分からない」
そんな場合も、お気軽にご相談ください。お子さま一人ひとりの症状や成長に合わせて、必要な検査や治療をご提案いたします。